Pokemon GOはすばらしい。
それはそれとして、エアタグもまたすばらしい。自分で好きなものを好きな場所に投稿できるからだ。いまは、そういうのは流行らない。お金にはならない。サーバ運営コスト、POIの管理、プライバシー、フィルタリングの問題などなど。
いま、Pokemon GOで使えるAR的ガジェットとしてVufineというウェアラブルディスプレイを使っているのだが、これを連動したら、今風のセカイカメラが作れるんじゃないかな、とも思う。
妻との想い出をすべてプライベートクラウドに挙げておいて、その場所、その時間になれば自分専用のアプリに写真や動画、声が届いて、目の前にオーバーレイされる。そんなARアプリもいつか使えるようにあるといいなあ。そんなことを考えている。ポケGO人気に便乗してどこかがやってくれないかなあ。実は、Nianticの知られざるアプリ「Field Trip」がそれに一番近いのだけど……。
いまはドローンと同じで、自由にエアタグを飛ばせない。
そんなわけで、セカイカメラの終わりを描いた名作を含む、山田胡瓜先生の短編集「バイナリ畑でつかまえて」が、電子本だけじゃなくて紙でもつかまえられるようになる、しかも加筆・修正もあるそうなので、8月2日以降、ぜひお読みいただいて、心をチクチクさせてほしい。
コノ、オオゾラニ、エアタグヲ。
妻の実家でOmoidoriした空白の18年と失われた色
Omoidoriで想い出のフォトグラフが帰ってきたら
Omoidoriはモノクローム、色を点けてくれ
コンピュータで音楽を作る時代はこうして始まった
その後の音楽を一変させた「MC-8の父」について
DTMの夜明けを告げた「ミュージくん」とPC-9801がいたあの頃
目の前にスマホ映像を表示 眼鏡装着型ディスプレイ「Vufine」国内販売スタート
セカイカメラがどんなトンチでできているのか、中の人に話してもらった
セカイの終わり
現実空間に魔物?――セカイカメラが向う“ARゲーム”の世界Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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