米Microsoftは8月11日(現地時間)、インタラクティブゲーム実況サービスを手掛ける米新興企業Beamを買収することで合意したと発表した。買収総額など取引の詳細は公表されていない。BeamのチームはMicrosoftのXboxチームに統合される。
Beamは2014年創業のワシントン州シアトルに拠点を置く非公開企業。米Amazon.comが買収した米Twitchと同じようなゲーム実況プラットフォームを提供する。大きな特徴は、ストリーマーと一緒に視聴者もゲームをプレイできる点だ。マルチプレイゲームの場合、ストリーマーは視聴者と協力できる。
Microsoftは「BeamをXboxファミリーに取り込むことで、Xbox Liveをよりソーシャルで楽しいものにするという目標に近づける。例えば「マインクラフト」の実況では、視聴者はお気に入りのストリーマーのプレイをリアルタイムで見るだけでなく、一緒にプレイすることができる。Beamのビジュアルコントロールで、ストリーマーのツールの選択や行動に影響を与えられる」としている。
Beamは、Xboxチームに統合された後も、サービスに“当面は”変更はなく、Xbox以外のゲームプラットフォームの実況も可能なままだとしている。
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