米Googleが5月のGoogle I/Oで発表したVRプラットフォーム「Daydream」の立ち上げは“向こう数週間以内”であると、米Bloombergが8月23日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。
Bloombergによると、立ち上げに向けて、Googleは人気YouTuberや米コンテンツストリーミングサービスのHulu、HBO、NBA、MLBなどに出資し、Daydream対応コンテンツの開発を進めているという。
Daydreamは、対応するスマートフォン、ヘッドセット+コントローラー+アプリで構成される。22日にNexusシリーズ向けに公開された「Android 7.0 Nougat」にDaydream対応の「Virtual Realityモード」が用意されているが、Daydreamに対応するのは「Daydreamレディ」な端末のみになる。現行端末でもDaydreamのコンテンツを楽しめるかどうかはまだ不明だが、少なくとも開発者は「Nexus 6P」でコンテンツを開発している。
市場に最初に登場するDaydreamレディ端末は、韓国LG ElectronicsのAndroid端末「V20」になるもようだ。GoogleがNougatの公式サイトで同端末を紹介している。Daydreamのヘッドセットやコントローラーは、V20の発売と同時に提供開始になる可能性が高い。
LGは9月6日に米カリフォルニア州サンフランシスコでV20の発表イベントの開催を計画している。発売日はまだ不明だが、米Android Authorityによると、米T-Mobileでの予約が9月14日にスタートし、23日に発売の可能性が高いという。
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