米HPは9月12日(現地時間)、韓国Samsung Electronicsのプリンタ部門を買収することで合意に達したと発表した。買収総額は10億5000万ドルで、取引は12カ月以内に完了する見込み。
この取引で、Samsungは買収完了後、1億〜3億ドル相当のHPの公開株式を買収することにも合意した。
HPはこの件を発表した後、A3プリンタの新たなラインアップを発表した。これらのプリンタには、Samsungのプリンタ技術が採用されている。
HPはSamsungのプリンタ部門を買収することで、6500件以上のプリンタ関連特許および約1300人の研究者とエンジニアを獲得する。
HPは、Hewlett-Packardが分社したPC・プリンタを扱う企業。個人向けの意欲的なPCを打ち出しているが、現在もその売上高の多くはプリンタのインクカートリッジが占めている。
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