米Googleは9月20日(現地時間)、Android版「Googleマップ」をアップデートし、現在いるポイントを示す青い円のデザインを変更したと発表した。
従来は、向いている方向を矢印で表現していたが、これを懐中電灯のビームのようにした。懐中電灯を向けている方向が、自分が向いている方向だ。
このビームの幅が狭いほど、精度が高いという。Googleマップの現在地と向いている方向は、端末のセンサーやGPS、Wi-Fiアクセスポイント、コンパス機能などのデータに基づいているが、例えば端末の充電中や金属製の柱のそばを歩いている場合などには正確に表示できない。そのような場合はビームの幅が広く表示される。
Googleによると、ビームの幅が広い場合、端末を何度か8の字に回すと精度が修正されるという。実際にやってみたところ、少しビームの幅が狭くなった。
地図を読むのが苦手な人は、画面右下の現在地アイコンをタップしてコンパスのアイコンに変えて「ヘディングアップ」(進行方向を画面の上にすること)にすれば、さらに分かりやすいだろう。
変更履歴:当初、コンパス調整の方法を「八の字」としていましたが、「8の字」に訂正しました。[2016/9/22 5:30]
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