米Microsoftは10月26日(現地時間)、Windows関連発表イベントで、1年前に発売したオリジナルノートPC「Surface Book」の上位モデル、「Surface Book with Performance Base」を発表した。米国で同日予約受付を開始し、発売は11月10日だ。
Surface Bookとの主な違いは、バッテリー持続時間が約30%長い16時間、グラフィックス性能が2倍(GPUは米NVIDIAのGeForce GTX 965M)である点。CPUは米Intelの第6世代i7で、空冷システムを再設計した。
筐体はSurface Bookと同じなので外見は変わらない。バッテリーが変わった分、重さは1647グラムと69グラム重くなった。
RAMとストレージ容量を選べる3モデルがあり、価格はRAMが8GB、ストレージが256GBモデルの2399ドルから。
Surface Bookの上位モデルという位置付けで、Surface Bookも併売する。米国の公式オンラインストアではSurface Bookは値下げされている。
発表イベントではデバイス担当副社長のパノス・パナイ氏が、米AppleのMacBookを何度も引き合いに出し、新Surface Bookを「MacBookを含むどのノートPCよりも高性能」と語った。
Appleは27日の発表イベントで新「MacBook Pro」を発表するとみられている。
Microsoftはこのイベントで、一体型の「Surface Studio」や新しい入力デバイス、次期Windows Updateの内容などについても発表した。
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