米Facebookは11月16日(現地時間)、Facebookページオーナーおよび広告主向けの幾つかの分析数値に誤りがあったと発表した。
同社は9月にもWall Street Journalの指摘を受けて動画コンテンツに関する数値が不正確だったことを発表している。
Facebookは、より正確な数値を提供するために新たなレビュープロセスを構築し、システムの透明性を高めていくとしている。
今回明らかにしたのは、Facebookページの「インサイト」のオーガニックリーチの週間リーチ数の計算方法のミスや、動画が最後まで視聴されたかどうかの解析の不正確さなど。前者を修正することで、1週間の数値は平均で33%、28日間では55%低くなるとしている。後者の修正では35%増加する見込みという。
Facebookはオーガニックリーチのバグを修正するだけでなく、インプレッションの測定結果がより正確になるよう変更する。この変更により、オーガニックリーチは従来より平均で20%減少する見込みだ。
その他の修正や広告主向けの改善については発表資料を参照されたい。
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Facebook、広告主への数値一部誤報について謝罪Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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