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「魚5000匹氷漬け」スケートリンク中止 「残酷」批判受け スペースワールド

» 2016年11月28日 15時31分 公開
[ITmedia]

 5000匹の魚をスケートリンクに氷漬けにする「氷の水族館」企画が「残酷」などと批判を受けていた問題で、北九州市のテーマパーク・スペースワールドは11月27日、企画を中止し、同日からスケートリンクを休場した。批判を「重く受け止めた」とし、「不快に思われた皆様に深くお詫びする」と謝罪している。


画像画像 スペースワールドの公式Facebookより(現在は削除)

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 氷の水族館は、敷地内のスケートリンク「アイススケート フリージングポート」で12日から行っていた企画。「まるで海の上を滑っているような感覚で楽しめる」とPRしていた。

 だが、スペースワールドの公式Facebookに、氷漬けになった魚の写真とともに、「おっ・おっ・・・溺れる・・・くっ・くっ・苦しい・・・」「息、出来なくなってきたよ。。」などの残虐な表現が掲載され、ネットで“炎上”状態に。「残酷」「企画事態が悪趣味」「命の冒とく」などと批判が集まっていた。

 スペースワールドは27日、企画を中止し、アイススケート場を休場すると発表。「いきものを娯楽・イベントとして使うのはおかしい」「魚がかわいそう」など多数の意見が寄せられ、「重く受け止めた」としている。アイススケート場の再開日は、決まりWebサイトで発表する。

画像 スペースワールドの告知

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