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「Android Pay」日本で開始 まず楽天Edyに対応

» 2016年12月13日 10時44分 公開
[ITmedia]

 Google Japanは12月13日、Android端末向け決済サービス「Android Pay」の日本国内での提供を始めた。まず楽天Edyと連携。NFC対応端末に専用アプリをインストールし、楽天Edyを登録すれば、ローソンなどEdy対応店舗で、端末をかざすだけで決済できる。ほかの電子マネーやクレジットカードへの対応は来年の予定。

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 開始当初は「楽天Edy」と「楽天ポイントカード」を連携できる。既存のモバイル楽天EdyアカウントをAndroid Payに連携することも可能だ。

 ファミリーマートやローソン、ミニストップ、マクドナルド、ビックカメラ、マツモトキヨシなど全国47万以上のEdy対応店舗でAndroid Payによる支払いに対応した。

 残高や利用履歴の確認も、端末上で可能。チャージは、アプリやクレジットカード、楽天Edy対応店舗で行える。

 来年にはフェリカネットワークスとの連携し、対応する電子マネーの種類を拡大する予定。三菱東京UFJ銀行やVisa、Mastercardなどと協力し、お気に入りのアプリの決済をAndroid Payで行えるようにするなど、サービスを拡充する計画だ。

 Android Payは2015年に米国からスタートしたサービスで、日本が9カ国目。米国では当初から、4大クレジットカード(MasterCard、Visa、American Express、Discover)で決済できた。

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