バンダイナムコエンターテインメントは12月26日、日本最強とされる将棋の人工知能(AI)「Ponanza」(ポナンザ)を開発するベンチャー企業・HEROZと資本業務提携を結んだと発表した。
バンダイナムコがゲーム事業で培ったプロデュース力と、HEROZのAI技術を組み合わせ「新たなエンターテインメントの創出を目指す」としている。
HEROZは、人間と将棋ソフトが対局した2016年の「第1期電王戦」で優勝したPonanzaをはじめ、AI関連技術を開発するベンチャー企業。日本将棋連盟が公認するゲームアプリ「将棋ウォーズ」や、AIと協力するスマートフォン向け戦略ボードゲーム「ポケモンコマスター」(ポケモン社と共同開発)などを手掛けている。
人工知能を“パートナー”に 戦略ボードゲーム「ポケモンコマスター」 開発はHEROZ
将棋叡王戦、佐藤天彦名人が優勝 将棋ソフト「PONANZA」と来春対局へ
「将棋の時とは違う」――東大を目指したAIの腕は“人間的なアプローチ”
「人工知能に負けても恥ずかしくない」――囲碁電王戦から見えた「DeepZenGO」の強さと課題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR