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将棋叡王戦、佐藤天彦名人が優勝 将棋ソフト「PONANZA」と来春対局へ

» 2016年12月12日 11時29分 公開
[ITmedia]

 プロ棋士と将棋ソフトの対局「第2期電王戦」に出場する棋士を決める「第2期叡王戦」決勝3番勝負の第2局が12月11日に行われ、佐藤天彦名人が千田翔太五段に勝利、第1局からの2連勝で優勝した。佐藤名人は“人間代表”として、2017年春に将棋ソフト「PONANZA」と対戦する。

photo 佐藤天彦名人(日本将棋連盟のWebサイトより)

 叡王戦は、コンピュータ将棋ソフトと対局する棋士を決めるトーナメント戦。佐藤名人は、準決勝で羽生善治三冠、決勝で千田翔太五段をそれぞれ下し、電王戦への出場が決まった。

 優勝した佐藤名人は、17年春に開かれる第2期電王戦で将棋ソフト「PONANZA」と対局する予定。PONANZAは、16年の第1期電王戦で山崎隆之八段を破り優勝。今年10月に将棋ソフトの代表を決める「第4回将棋電王トーナメント」を勝ち抜き、前回大会に引き続き電王戦に出場する。

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