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Lenovo、「ThinkPad X1」ファミリー新モデル、CarbonとYogaは2月、Tabletは3月発売へCES 2017

» 2017年01月04日 07時30分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国Lenovoは1月3日(現地時間)、ThinkPadのプレミアムモデル「ThinkPad X1」ファミリーの新モデルを発表した。クラムシェルタイプの「Carbon」、360度回転するハイブリッドの「Yoga」、12インチディスプレイでキーボードを脱着するタイプのタブレット「Tablet」の3モデルだ。

 x1 1 「ThinkPad X1」Carbon、Yoga、Tablet

さらに小さく、バッテリー持続時間が伸びた「ThinkPad X1 Carbon」

 第5世代になる「ThinkPad X1 Carbon」は、先代よりさらに薄く、軽くなった。

 x1 2 ThinkPad X1 Carbon

 厚さは16ミリ(先代は16.45ミリ)、重さは1.14キロ(先代は1.21キロ)だ。「13インチの本体にディスプレイは14インチを搭載」。プロセッサは米Intelの第7世代Core(開発コード名:Kaby Lake)を搭載し、QualcommのLTEモデムを内蔵する。ポートはThunderbolt 3×3、USB A×2、HDMI×1。充電はUSB Type C経由なので急速充電が可能。バッテリー駆動時間は最大15.5時間(先代は11時間)としている。

 昨年末に発表した他のThinkPadシリーズと同様に、本体カラーにシルバーが加わった。

 x1 3 シルバーのX1 Carbonも登場

 価格は1349ドルからで、米国での発売は2月の予定だ(日本での発売については未発表)。

キートップが自動的に沈み込む「ThinkPad X1 Yoga」

 360度回転が特徴のYogaシリーズのX1ファミリー版の先代との大きな違いは、折りたたんでタブレット状態にしたときにキートップが自動的に沈み込み、キーがロックされる新機能の搭載。これにより、ほぼ完全なタブレットとして利用できるとしている。

 x1 4 ThinkPad X1 Yogaのタブレットモード

 この他、プロセッサがIntelの第7世代Coreになり、バッテリー駆動時間が先代の11時間より長い15時間に伸び、ポートにThunderbolt 3を採用した。また、本体に収納して充電ができるペンが付属する。こちらもシルバーカラーも選べる。

 価格は1499ドルからで、米国で2月発売の予定(日本での発売については未発表)。

バッテリー駆動時間が伸びた「ThinkPad X1 Tablet」

 Tabletもプロセッサやポートが他モデル同様にアップグレードされた。プロダクティビティ・モジュールを搭載すれば、1回の充電で最大15時間まで利用可能になった。また、キーボードの背面色として、シルバーとレッドが追加された。

 x1 5 ThinkPad X1 Tabletは3色に

 価格は949ドルからで、米国で3月発売の予定(日本での発売については未発表)。

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