東芝は1月11日、同社初の4K有機ELテレビ「X910シリーズ」を3月上旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は65V型が90万円前後、55V型が70万円前後。
1月8日に閉幕した「CES 2017」(米ラスベガス)では、ソニーとパナソニックが4K有機ELテレビをグローバル向けに発表したが、国内発表は東芝が先行した。
自社開発の映像処理エンジン「OLEDレグザエンジンBeauty PRO」を搭載。新開発の「高コントラスト復元技術」や、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行ってクリアな映像を再現する「熟成超解像技術」などにより、臨場感の高い高画質な映像を映し出せるという。
オーディオシステムは正面から見えないように配置し、フロントスタンドは画面と同一面で形成することで、画面だけがわずかに浮遊して見える「ラウンジデザインコンセプト」を採用した。
HDR放送に対応。「スカパー! プレミアムサービス」などIP放送で採用されている「Hybrid Log-Gamma(HDG)」と、Ultra HD Blu-rayなどに採用されるHDR 10に対応した。
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