米Googleは1月12日(現地時間)、AndroidおよびiOS版の「Googleマップ」から直接Uberの配車を手配できるようにしたと発表した。同日から“ローリングアウト”しいていく。
Googleマップでは2014年5月から、経路検索で地域によっては移動手段として配車サービスのアイコンが表示され、これをタップすると下左の画像のように、その地域で利用可能な配車サービスのリストが表示されるようになっていた。この画面が変わり、右の画像のように、画面上半分にリアルタイムの配車サービスの車の位置が示される地図が、下半分にカルーセル(回転)式での車の候補が表示されるようになる。
これまではリストから配車を手配するには候補をタップして配車アプリに移動する必要があったが、Uberの場合はアプリ内で手配を完了できるようになる。Uberのアカウントを持っていれば、Uberアプリがインストールされていない端末でも最初にアカウント情報を設定すれば利用できる。また、Uberのアカウントを持っていなくても、最初に利用するときにその場でアカウントを作れる。
配車の手配だけでなく、Uberアプリ同様にドライバーの追跡もGoogleマップ内でできる。
さらに、(乗車中に)目的地の情報を閲覧できる。例えばレストランに行く間にメニューをチェックしたり、予約を入れたりできる。
一方、Uberは前日、UberアプリとGoogleカレンダーなどの端末内のカレンダーアプリとの連係により、予定にある目的地までの配車手配をアプリ内で数タップでできる機能を追加したと発表した。
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