ソフトバンク傘下の米通信キャリアSprintは1月23日(現地時間)、アーティストのジェイ・Zが2015年に立ち上げた音楽配信サービス「TIDAL」の株式の33%を買収し、Sprint顧客向けの独占サービスを提供すると発表した。
これにより、同社の約4500万人のユーザーおよび今後Sprintに加入するユーザーは、Sprint限定のTIDALのコンテンツを無制限に楽しめるようになるという。
株式の買収総額は公表されていないが、米Billboardによると、約2億ドルという。
両社の経営陣に変更はない。Sprintのマルセロ・クラウレCEOがTIDALの取締役会に加わる。
TIDALは52カ国(日本では利用できない)以上で提供する音楽ストリーミングサービス。4250万曲以上の楽曲と、14万以上の高品質音楽動画を、月額9.99ドルあるいは19.99ドルで利用できる(19.99ドルは音質が高い)。
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