Z会は1月30日、通信教育の教材を作成するシステムに障害が発生し、2017年度の受講生の一部にサービスを提供できなくなったと発表した。最大で約10万人に影響が出る可能性があるという。すでに受講している16年度の会員の教材・サービスに影響はないとしている。4月ごろの復旧を目指す。
同社は17年度から新システムへの移行を予定しているが、その移行作業中、教材の印刷データを読み込む仕組みに不具合が発生。一部のユーザーへの教材の提供が、開講直前のタイミングになる恐れがあるという。
トラブルを受け「小学生コース」「中学受験コース」「中学生コース」「高校生コース」などでは17年度の受講申し込みを停止。すでに申し込んだユーザーには、教材を送れない間、無償で代替教材を提供するという。再開時期などの詳細は、2月中旬をめどに同社Webサイトで告知する予定。
障害はあくまで技術的なトラブルによるもので、個人情報の漏えいなどは起きていないとしている。
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