米Googleは2月7日(現地時間)、企業向けプロダクティビティスイート「G Suite」(旧Google Apps)内を検索できる「Google Cloud Search」を発表した。メール、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、イントラWebサイト、従業員などを横断して検索できる。
従業員の人名検索ではインクリメンタルに候補が表示される。検索結果には、所属部署やメールアドレス、電話番号などの基本情報に加えて、共有するイベント(社内会議など)やファイルが表示される。検索結果から直接相手にメールやHangoutで連絡をとれる。
また、Androidアプリの「Google Now」のように、G Suiteのアプリで情報カード(アシストカード)を表示する。アシストカードは、“適切なタイミングで適切な情報を提供する”新しい方法だとGoogleは説明する。機械学習技術を採用することで、ユーザーに最適な情報を表示するという。
例えば開始時間が迫るミーティングの情報が、そのミーティングの開催場所や参加する他のメンバー、資料として用意されている文書へのリンクなどがカード状にまとめて表示される。
提供対象プランは、「G Suite Business」と「G Suite Enterprise」。新機能を自動追加する設定にしている企業はそのままで、「新しいサービスの許可」を手動に設定している企業は管理者が有効にすることで、2月14日から利用可能になる。
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