東芝は2月14日、米原子力関連会社の買収に伴う損失計上の引責で、志賀重範代表執行役会長が2月15日付で代表執行役を辞任すると発表した。志賀氏は代表権を有さない執行役となる。
辞任の理由は次の通り(原文ママ)。
「当社のグループ会社であるウェスチングハウス社によるChicago Bridge & Iron社の子会社であったCB&I ストーン&ウェブスター社の買収に関連して、想定される損失計上に伴う経営責任として辞任するものです。なお、志賀重範は、2017年6月定時株主総会までを任期とする執行役としてウェスチングハウス社関係の諸課題解決に専念いたします」(同社)
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