アニメ映画「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(2月18日公開)に登場するキャラクター「ユナ」のライブイベントが、劇場「DMM VR THEATER」(横浜市)で2月15日に開かれた。ユナが3DCGとなって舞台上の透明スクリーンに現れて歌声を披露し、観客を魅了した。
同作品は、AR(拡張現実)ウェアラブル端末「オーグマー」が普及した2026年の世界を舞台に、主人公のキリトたちがAR活用のゲーム「オーディナル・スケール」に挑む――というストーリー。人気ライトノベル「ソードアート・オンライン」(SAO)シリーズの原作者である川原礫さんが新作を書き下ろした。ユナは作中で人工知能(AI)を搭載した「ARアイドル」として活躍するキャラクターだ(CV.神田沙也加さん)。
ライブでは、ユナの3DCGが舞台上のハーフミラースクリーンに投影され、全3曲のメドレーを約5分間にわたり熱唱した。顔の表情や衣装の細かい部分まで再現したキャラの映像は、まるで実在する歌姫のようで、会場に詰めかけたファン(抽選制)も思わずペンライトを振って盛り上がっていた。
VR(仮想現実)技術に詳しい落合陽一さん(筑波大学助教)もライブを観賞。「映画のような技術が目の前で広がるのが感動的。すごく好きなSAOの世界観に浸れたかな」と興奮気味に話した。
イベントでは、落合さんのほか、同映画の伊藤智彦監督、タレントの池澤あやかさんが、「SAOの世界を実現できるか」「現状の技術ではどの程度実現できるか」などについて語った(関連記事:「ソードアート・オンライン」は「すでに実現しつつある」――落合陽一さん・伊藤監督ら 「SAOが未来の世界観を決めている」)。
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