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ドコモ、国内最速・682Mbps通信サービスをスタート75都市で600Mbps超

» 2017年03月07日 15時30分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは3月7日、国内最速となる受信最大682Mbpsの通信サービスを東京23区など東名阪エリアの35都市で9日に始めると発表した。

 最大632Mbpsのサービスも東名阪以外の40都市で同時にスタート。全都道府県75都市で600Mbps以上の通信を利用でき、3月末までに約130都市に拡大する計画だ。

photo 対応端末「Wi-Fi STATION N-01J」

 9日に発売するモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01J」(NECプラットフォームズ製)で対応する。

 一度に運べる情報量を増やす技術と、基地局と端末のアンテナ数を2つから4つに倍増させ、データを多重伝送することで高速化する技術を導入した。

 最大682Mbpsサービスの場合、5分間の4K動画を25秒でダウンロードでき、現行の最大150Mbpsサービスと比べ約5分の1に短縮できるとしている。

 発売済みのスマートフォン「Xperia XZ SO-01J」「V20 PRO L-01J」の2機種は、9日から最大通信速度が375Mbpsから500Mbpsに向上する。

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