接客・営業職の76.5%が、顧客からプライベートのSNSアカウントを「聞かれて教えた経験がある」――そんな調査結果を、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルジャパンが4月5日に発表した。
経験がある人に教えた理由を尋ねたところ、42.4%が「業務上、断れない/断りづらかった」、38.8%が「業務上、教えたほうが都合が良いから」と回答した。経験がある人の71.9%は「業務と関係がない連絡がきたことがある」と答えたという。
一方、聞かれたが教えなかった人に理由(複数回答)を聞いたところ、57.1%が「業務と関係ないプライベートな連絡が来るのは嫌だから」、54.1%が「プライベート情報が流出してしまうから」と回答した。
回答者全員に、プライベートのSNSアカウントを顧客に伝えないように所属企業が対策しているかを聞いたところ、52.5%が「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」と答えた。「対策やルールがなく、業務で使用することを推奨されている」という人が、7.2%いることも分かった。
調査は、接客・営業で顧客と週3回以上接している会社員824人を対象に、3月10〜12日にネット上で実施した。
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