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Google、「Chrome 59」の安定版公開 脆弱性や不具合を修正

» 2017年06月08日 09時15分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米GoogleはWebブラウザ安定版のアップデートとなる「Chrome 59」をWindows、Mac、LinuxおよびAndroid向けに公開し、深刻な脆弱(ぜいじゃく)性や不具合に対処したことを明らかにした。

 Googleのブログによると、デスクトップ向けの最新バージョンとなるChrome 59.0.3071.86では、計30件のセキュリティ問題に対処した。

Chrome 59 Chrome 59の安定版を公開

 このうち外部の研究者から報告された脆弱性は16件あり、危険度の分類は同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」が5件、「Medium」が8件、「Low」が3件。発見者には危険度や難易度に応じてそれぞれ500〜7500ドルの賞金が贈呈された。

Chrome 59 修正された脆弱性は16件

 Chrome 59では設定画面も更新され、Googleが推奨する「Material Design」を採用した。

 一方、Android向けのChrome 59.0.3071.92ではパフォーマンスや安定性改善のための修正を盛り込むとともに、JavaScriptエンジンを更新してページ読み込みの高速化とメモリ消費の削減を図ったとしている。

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