その「あるモノ」とは、ジャンプ編集部が“漫画家の卵”たちのために作った大判の冊子。人気作品の制作プロセス解説や、プロの原画を原寸サイズでなぞり描きして練習できるページなどが、60ページ以上も収録されている。
「冊子はもともと、ジャンプ編集部に原稿を持ち込んだ人や漫画賞に応募した人に渡しているもの」(籾山さん)
ジャンプPAINTには、「チャレンジジャンプ」としてそのほぼ全てを取り入れたそうだ。冊子同じようになぞりの描き練習もできるようになっており、アナログ向けだったテクニックなどはデジタル向けに再編集したという。
さらに、これまで週刊少年ジャンプに掲載していた、キャラクター作りのコツやネーム作りのテクニックなども、「ジャンプ漫画賞講座」として収録。スマホやタブレットからも見やすいレイアウトに直し、新しいものが毎週本誌に掲載されるように、ジャンプPAINTにも随時収録、更新していくという。
「少年ジャンプがもう何十年も、毎号のジャンプ本誌に掲載してきたページ。ジャンプ作家の生の声が分かるものなので、より多くの新人作家や応募者に見てもらいたい」(細野さん)
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