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Apple、「W1」搭載無線ヘッドフォン「Beats Studio3」を3万4800円で発売へ

» 2017年09月05日 06時54分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Apple傘下のBeats by Dr. Dre(以下「Beats」)は9月4日(現地時間)、新しいBluetoothヘッドフォン「Beats Studio3」を発表した。既に日本のAppleのオンラインショップでも予約を受け付けている。日本での販売価格は3万4800円(税別、送料無料)で、出荷は本稿執筆現在、10月中旬になっている。

 beats 1 日本でも予約受付中(画像は「シャドーグレー」)

 Appleの無線イヤフォン「AirPods」で採用する独自プロセッサ「W1」を搭載することで、iPhoneやMacなどのApple製端末のシームレスな設定や切り替えが可能だ(iCloudアカウントとmacOS Sierra、iOS 10、watchOS 3またはそれ以降が必要)。通話やSiriによる音声命令の入力もできる。また、このプロセッサのバッテリー駆動管理機能により、バッテリー駆動時間は最大で22時間持続とほぼ1日使える。

 beats 2 W1プロセッサ搭載

 Pure ANC(ピュアアダプティブノイズキャンセリング機能)によるリアルタイムのノイズキャンセリングとオーディオキャリブレーションでクリアな音質を実現したという。Beatsヘッドフォンの特徴である柔らかなオーバーイヤークッションもノイズ遮断に一役買っている。

 beats 3

 Pure ANCをオフにすると、バッテリー駆動時間は最大40時間になる。また、10分の充電で3時間の再生が可能な「Fast Fuel」技術も搭載する。充電ポートはマイクロUSBだ。

 重さは260グラムで、色はシャドーグレー、レッド、マットブラック、ホワイト、ポーセリンローズ、ブルーの6色だ。

 beats 4 色は6色

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