台湾証券交易所(TWSE)は9月20日(現地時間)、台湾HTCの株式の取引を21日から一時停止すると発表した。HTCが重要情報を発表するためとしている。同社はこの発表後、取引の再開を申請する見込み。
HTCについては7日、中国工商時報がHTCのスマートフォン部門の買収を米Googleが検討していると報じた。同メディアによると、この話し合いは最終段階という。HTCの「重要な発表」はこの件かもしれない。
HTCのスマートフォン部門は同社の主力事業だが、中国メーカーなどにシェアを奪われ、株価が低迷している。
スマートフォン部門を売却すると、HTCに残るのは「Vive」のVR部門とスマートホーム部門になる。
HTCは昨年のGoogleオリジナルAndroid端末「Pixel」シリーズを手掛けた。10月4日発表予定の次期Pixelシリーズの1台(Pixel 2)はHTC製になると見られている。
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