ITmedia NEWS >

マストドン初バルスまであと1週間、対策は?マストドンつまみ食い日記

» 2017年09月22日 21時34分 公開
[松尾公也ITmedia]

 9月29日に天空の城ラピュタが金曜ロードショーで放映される。ラピュタといえば「バルス」。セリフに合わせていっせいに「バルス」とSNS投稿される、いわゆる「バルス祭り」が恒例となっている。2chはその都度落とされてきたが、Twitterが普及した2009年からは、Twitterがバルスに耐えられるかどうかが注目されてきた。

 そして、今から1週間後、マストドンが初めてバルスを経験することになる。これまでのSNSと異なるのは、マストドンが分散型SNSであり、それぞれのインスタンス(サーバ)管理者が対策を行うという点だ。

 ピクシブの川田寛さんが先日のRubyKaigi 2017で話したライトニングトーク「Implementation of Web Standards in Mastodon」では、マストドンで使われているWeb標準について解説を行なった後で、バルス対策の必要性について説明した。

photo

 一方、ピクシブの伊藤浩樹社長は「来週ラピュタやん。バルスするなよ!!絶対バルスするなよ!!」とトゥートしている

photo

 マストドンホスティングサービスのHostodonは全インスタンスのSidekiqプロセス数を2倍にして対策する

 今日はポニョの放送なのに早々とバルスをトゥートしている人たちがいるが、インスタンス管理者たちはバルス対策をするのに早すぎることはないかもしれない。自分のインスタンスだけでなく、連合からやってくる、もしくは連合に出ていくトラフィックを考えないといけないからだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.