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野口聡一さん、3回目の宇宙飛行 19年末から

» 2017年11月07日 13時25分 公開
[ITmedia]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月7日、宇宙飛行士の野口聡一さんが2019年終わりごろから国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると発表した。期間は約半年間。野口さんにとって宇宙飛行は3回目で、ISSへの滞在は2回目。

野口さん 宇宙飛行士の野口聡一さん

 今回の滞在では、日本の実験棟「きぼう」を含むISS各施設の維持・保全や科学実験、ロボットアームの操作などを担当する。11月末から訓練を開始するという。

 野口さんは「20年には東京五輪・パラリンピックが開催される。私も日本選手団と同じく日本の代表としてしっかり任務を遂行し、国民の皆さんに誇りと感動をお届けしたい」と抱負を語った。

JAXA JAXA宇宙飛行士の長期滞在実績と予定

 野口さんは神奈川県横浜市生まれの52歳(2017年11月7日現在)。96年にNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定された。09〜10年にはISSにフライトエンジニアとして滞在し、「きぼう」ロボットアームの子アーム取り付け、実験運用に従事した。滞在中の10年4月には山崎直子宇宙飛行士もISSに到着し、Twitterにツーショット写真を投稿していた

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