「人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ」――スタートトゥデイは11月22日、スマートフォンと組み合わせ、身体を瞬時に採寸できるというセンサー内蔵ボディスーツ「ZOZOSUIT」の無料配布を始めた。年内開始予定のプライベートブランド「ZOZO」で活用するほか、「ZOZOTOWNでのお買い物も圧倒的に便利に」(前澤友作社長のTwitterより)なるという。
ZOZOTOWNで予約注文を受け付け中(送料200円が必要)。「街頭やコラボ企業経由等、圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくる」(前澤社長)としている。発送は11月下旬から。
伸縮センサーを内蔵した採寸用のボディースーツで、ニュージーランドのStretchSenseと共同開発した。上下セットで着用し、ZOZOTOWNアプリを起動したスマートフォンをかざすと、スマホとBluetoothで通信し、全身の1万5000カ所を精密・瞬時に採寸できるという。公開された動画では、黒人女性がこのスーツを着て全身を測定し、ジーパンを注文する様子が描かれている。
同社は「計測した体型データを活用し、ファッションECの課題であるサイズの不安を解消すべく、商品検索機能やレコメンド機能の更なる充実を図る」としている。
前澤社長は、「ZOZOSUITは、街頭やコラボ企業経由等、圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にします。そして、世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、そのデータを元に一人一人にピッタリの服を提供する、世界でも類を見ないファッション企業を目指します」とTwitterに投稿している。
また、「科学やテクノロジーの力で究極のフィット感を実現する」独自ブランド「ZOZO」を年内にスタートする計画で、ZOZOSUITの特設ページにはこのブランドの告知も。丸や三角をあしらったロゴの下に「ZOZO」「be unique, be equal」と書かれている。11月末から商品を販売するという。
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