ヤマト運輸は11月24日、全国の営業所や取扱店を商品の受け取り場所として利用できる機能を、オープンソースのEC向けコンテンツ管理システム「EC-CUBE」で提供開始した。同社が提供する「EC自宅外受け取り」プラグインを導入すれば、追加コストを負担することなく利用できる。
プラグインを導入した各ショップのユーザーは、約4000店のヤマト運輸の営業所と約2万1000店のヤマト運輸取扱店(コンビニエンスストアを含む)を受け取り場所として指定できるようになる。再配達を減らし、配達員の負担軽減にもつなげる狙いだ。
利用条件は、(1)別途ヤマト運輸と運送委託を契約し、ヤマト運輸が提供する送り状発行システムB2クラウド、EDIのいずれかを利用していることと、(2)EC-CUBEバージョン2系(2.12系、2.13系)に対応していること。
今後は、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」での受け取りに対応するプラグイン提供を予定するほか、近日中にEC-CUBEの最新バージョンである「EC-CUBE 3」への対応を進めるとしている。
(太田智美)
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