米Appleの2014年の米Beats Electronics買収で同社入りしたジミー・アイヴォン氏(64)が8月に退社すると、米Billboardが1月4日(現地時間)に報じた。
Billbordの情報筋によると、8月に同氏のAppleでのストックオプションが権利確定するという。AppleはBeats Elecgronicsを約30億ドルで買収した。
Beats ElectronicsのCEOだったアイヴォン氏は、Appleでは肩書は不明なものの、音楽サービス「Apple Music」で重要な役割を担っている。同氏は2015年のWWDCでのApple Musicの発表の際、基調講演に登壇した。
同氏は昨年9月に公開されたBillboardのインタビューで、「Apple Musicの次にやりたいことは?」という質問に対し、「私は64歳だ。次は考えていない。今はここ(Apple Music)での問題解決に貢献していたい」と語った。
このインタビューで、Apple Musicと競合するSpotifyの株式公開の可能性について尋ねられた同氏は「ダニエル(Spotifyのダニエル・エクCEO)は非常に賢いが、(Spotifyの)マージンは非常に厳しい」と答えた。Spotifyは今年上半期に株式公開すると報じられている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR