米Microsoftは1月29日(現地時間)、チームコラボレーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」のアプリストアなどの新機能を発表した。
Teamsは、企業や教育機関版「Office 365」ユーザー向けの、米Slackの「Slack」対抗のコラボレーションツール。
Teamsの画面左下に「Store」アイコンが追加され、これをクリック(タップ)するとTeamsと連携できるアプリを扱う専用アプリストアが開く。
TeamsはこれまでもMicrosoft Officeなど、自社アプリとの連携は可能だったが、これでサードパーティーアプリのコンテンツをTeamsの画面にエンベッドしたり、参照できるようになる。ユーザーは機能やアプリ名でアプリを検索できる。競合するSlackには、同様のアプリストアが既に備わっている。
「絵文字やGIFアニメを追加するのと同じように」、チャットやメッセージにアプリのコンテンツを貼り付けられるという。例えば、Trelloのタスクや天気予報を検索し、それをインタラクティブなカードとしてチャットやメセージに貼り付けられる。
この他、組織内の人物を名前やトピックで検索する「Who」や「@」や「/」を使ったコマンド入力などの機能が追加された。
Teamsは、日本でも利用可能。新機能はローリングアウト中だ。
「Microsoft Teams」に社外からのゲスト追加機能
MicrosoftのSlack対抗「Teams」、教育機関向け「Office 365」でも提供開始
Microsoft、企業向け動画サービス「Stream」を「Office 365」でリリース
Microsoft、Slack対抗「Microsoft Teams」発表 日本でもプレビュー開始
Slack、専用アプリストア「App Directory」を立ち上げ──エコシステム強化へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR