無料で新品コスメが使えるサービス「HowTwo」開始　利用回数は無制限

» 2018年02月01日 14時31分公開

[太田智美，ITmedia]

　HowTwoは2月1日、新品コスメが無料で使えるサービス「HowTwo」（ハウトゥー）の提供を開始した。HowTwoは、アプリでコスメ動画を視聴し、画面をタップしてコスメをBOXに追加すると、無料で自宅にコスメが届くサービス。BOXに追加できるコスメは一度に3つまでで、利用回数は無制限という。

　届いたコスメは1週間使え、購入または返却すると再び新しいコスメをアプリのBOXに入れて試せる。また、使用履歴や購入履歴などの情報をもとにレコメンドする機能も。化粧品メーカー側は効率的に見込み客にリーチでき、ユーザーは自分に合う化粧品を見つけやすくなるメリットがあるという。

　今後は、蓄積した顧客の信用データを管理・評価し、化粧品のみならず他社のECサイトや実店舗に応用する予定。

　「化粧品を『買う前に自宅で使う』という新しい習慣を実現したい」（HowTwo）

（太田智美）

AR+スマホのビデオカメラで自分に合った眉毛を試せるWebアプリ登場
米コスメメーカーBenefit CosmeticsのWebサイトで、スマートフォンのカメラで映している自分の顔にARで眉毛を重ね、似合う形を試せる「Brow Try-On」サービスが始まった。
「初回実質0円」　通販「お試し」のつもりが解約できず数万円！　その“手口”は
「お試し」のつもりで健康食品や化粧品を通信販売で購入したら「定期購入」の契約だった――。そんな相談が全国の消費生活センターに相次いでいる。「初回実質0円」などと低価格を強調した商品を購入後、定期継続が条件であることを知るパターンが多い。
「会社の法律は俺」……残業代不払い「ブラック企業」、長時間労働当たり前のエステ業界
エステティシャン7人が会社に残業代支払いを求めて、東京地裁に相次いで提訴した。エステ業界は休憩も取れない長時間労働が当たり前といわれている。
資生堂「IoT化粧品」来春提供　その日の肌をチェック、配合をチェンジ
資生堂がスマホアプリとIoTマシンを活用し、日々変化する肌の状態に合わせ、美容液を抽出するシステム「Optune」を開発した。2018年春にβ版を発売する。
“日本が知らない”海外のIT：「定額制サービス」普及のカギは？　米国で広まるデータ・AI活用
米国では「サブスクリプションボックス」と呼ばれる定額制サービスが好調だ。定額制サービスを定着させるカギは「パーソナライズ」だという。
海中で微生物に分解されるプラスチック　カネカ製、国際機関が認定
化学メーカーのカネカが開発したプラスチックが海水中で微生物に分解されると、国際的な認証機関「VINCOTTE」が認めた。
スマホ使う10代女子「記事内広告は完全無視」が7割弱──GMO調査
GMOメディアが、10代女子のスマホ広告に関する調査を実施。約7割が記事内の静止画広告を無視していることが分かった。
フィクサー、仕手集団、中国人企業家……「ストリーム」株価操縦事件の“深い闇”
ネット通販業「ストリーム」をめぐる相場操縦事件。この事件では既に「最後のフィクサー」と呼ばれる人物の関係者ら6人の男が警視庁に逮捕されたが、単純な株価操縦事件とは異なる深い闇もうかがわせる。
どうなる「遺伝子組み換えでない」表示　混入していても「でない」ルール、見直しの要望出る
「遺伝子組み換えでない」の表示は消費者を誤認させ問題であるとして科学者団体と消費者団体が、消費者庁の「遺伝子組換え表示制度に関する検討会」に対して見直しを求める要望書を出した。