米ロボット企業Boston Dynamicsは2月12日(現地時間)、商品化を予定している家庭用ロボット「SpotMini」のバリエーションらしきロボットが自分でドアを開けて出ていく動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。
SpotMiniは頭部にカメラを搭載し、4足歩行するロボット。発表済みのモデルには手に当たるものはなく、モノを掴んだり運んだりすることはできない。
「Hey Buddy, Can You Give Me a Hand?(ねえ、手を貸してくれない?)」というタイトルのこの動画は、従来型SpotMiniが閉まっているドアを見上げてから画面の奥を“見る”と、背中からアームの生えたSpotMiniが近づいてきてドアをチェックし、アームを伸ばしてノブを回してドアを開いて押さえ、従来型SpotMiniを先にドアの外に出して自分も続くところで終わる。
同社が2016年に披露した旧モデルのSpotMiniにはオプションでアームがついており、空き缶やガラスのコップを掴むこともできた。
このアームが現行のSpotMiniにもオプションで追加できるようにするのか、別モデルとして発売するのかは不明だ。
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