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吉本興業「eスポーツ」参入 プロチーム発足、ゲーム実況配信、大会開催も

» 2018年03月08日 09時38分 公開
[ITmedia]

 吉本興業は3月7日、eスポーツ事業に本格参入すると発表した。「よしもとゲーミング」としてプロチームを複数運営するほか、ゲーム実況に特化したタレントを育成し、「twitch」などでゲーム実況を配信。eスポーツイベントも主催し、eスポーツの認知向上や競技人口拡大を図る。

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画像 記者会見の様子(よしもとクリエイティブ・エージェンシー提供)

 プロチームは、外国人選手で構成する「よしもとデトネーター」と、日本人選手を中心とした「よしもとエンカウント」「よしもとリバレント」「よしもとエクソトラクター」の3チームを編成する。

 「よしもとデトネーター」はプロチーム「DeToNator」と協力して編成。フィリピンを拠点に国外でプロゲーマーを発掘・育成し、高額賞金の「Dota2」部門で世界一を目指す。「よしもとエンカウント」は、プロチーム「AKIHABARA ENCOUNT」と組み、「Overwatch」部門で台湾リーグに参戦。「よしもとリバレント」は国内を主戦場に「Shadowverse」部門に参戦。今後ゲームの得意な芸人が加入し、プロとしての活躍も目指す。「よしもとエクストラクター」は「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」部門を専門とするチームで、国内を中心に活動。ライブ配信プラットフォームを運営するExtractorともゲーミングチームを立ち上げるほか、配信事業も共同で行っていく。

 また、吉本興業の芸人のジョビンさん、西澤祐太朗さん、小池龍馬さんがそれぞれ新たに、プロゲーマーとして活動。今後、プロゲーマーの発掘・育成も行っていく。

 ゲーム実況芸人も育成し、「twitch」「OPENREC.tv」「Extractor.live」「YouTube Gaming」など配信プラットフォームでのゲーム実況配信や、「ニコニコ動画」「AbemaTV」などでのゲーム番組出演など、ネットを中心としたタレント活動を展開する。

 eスポーツの大会や体験イベント、観戦イベントなどを、同社が運営する劇場や、大型ショッピングモール・映画館などで開催。eスポーツの認知向上や競技人口の拡大を目指す。

 第1弾として、世界最大級の格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series 2018」(米ラスベガス、8月3日〜)の競技タイトルを使用して招待選手を選抜する「よしもと GAMING プロ選抜大会」を4月以降に開催する。

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