ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは4月10日(現地時間)、Steamのユーザープロフィールのプライバシー設定を変更したと発表した。
米FacebookのCambridge Analyticaデータ不正利用問題などでユーザーのプライバシー保護に注目が集まる中、情報共有の初期設定を従来より狭くするなどの変更になっている。
プロフィールを「公開」にすると、従来はどんなゲームを購入したかやアチーブメント、プレイした時間などの情報がすべて公開されていたが、プロフィールの下の階層の「Game details」、「Inventor」でそれぞれ公開レベルを設定できるようになった。初期設定は「フレンドのみ」なので、プライバシーに無関心なユーザーが設定ページをよく読まなくても無防備に全ユーザーに自分の情報を公開せずに済む。
さらに、近くステータス表示で「invisible」を選択できるようにする。これを選択すると、「現在オフラインです。」と表示させたままフレンドリストやメッセージの送受信はできるようになる。
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