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デジタル一眼ランキング、キヤノンが「EOS Kiss M」を筆頭にトップ3独占3週目デジタルカメラ総合販売ランキング(4月16日〜4月22日)(1/2 ページ)

» 2018年05月09日 11時30分 公開
[佐々木千之ITmedia]

 キヤノンの「EOS Kiss M ダブルズームキット」が、3週連続トップ。2位キヤノン「EOS Kiss X9 ダブルズームキット」、3位もキヤノン「EOS Kiss X9i ダブルズームキット」で前回と変わらない。

 デジタル一眼ランキングは、トップ3のキヤノン独占3週目。1位は3週続いて“ミラーレスKiss”「EOS Kiss M ダブルズームキット」だ。2017年3月以降で、ランキング1位を記録した一眼レフは、キヤノンの歴代EOS Kissシリーズだけで、それ以外で1位になったのはパナソニックやオリンパス、ソニーのミラーレス一眼だった。キヤノンがエントリーモデルとして絶大な人気を持つEOS Kissシリーズにミラーレス機を投入したこと、そして発売後間もなく1位になりトップを続けていることは、デジタル一眼カメラの売れ筋が完全に一眼レフからミラーレス一眼に移ったことの象徴といえるだろう。今回のトップ10のうちミラーレス一眼は4機種だが、最近は5機種がミラーレス一眼ということがほとんどだ。近い将来、ミラーレス一眼が過半数を占めるようになるだろう。※今回のランキングは6位がタイで2つある。

キヤノン「EOS Kiss M」 キヤノン「EOS Kiss M」は2018年3月発売の、エントリーユーザー向けミラーレスカメラ。ミラーレスカメラとして、同社のエントリー向け一眼レフのブランド「EOS Kiss」を初めて冠した。APC-Cサイズの有効画素数約2410万画素CMOSセンサーに、映像エンジン「DIGIC8」を組み合わせた。「デュアルピクセルCMOS AF」機能を備え、最大99点の測距点で高速かつ高精度のオートフォーカスが可能。AF/AE連動では最高約7.4コマ/秒、AF固定では最高約10.0コマ/秒の連写ができる。タッチ操作対応のバリアングル液晶モニター、高精細な内蔵EVFを備え、初心者向けのユーザーインタフェース「ビジュアルガイド」により、手軽に自分好みの画像表現ができる。ボディーカラーはホワイトとブラック。ダブルズームキットは「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」と「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」が付属する。画像はブラックモデルに「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」(グラファイト)を装着したもの。
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