オリンパスは9月1日、5軸手ブレ補正機能を搭載したミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M10 Mark III」を発表した。ブラックとシルバーの2色を9月15日に発売する。ボディ単体のほか、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」および「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」が付属するダブルズームキットもラインアップ。いずれも価格はオープンプライスだ。
クラシックなデザインのボディは軽量コンパクトでありながら、撮像センサーシフト式の5軸手ブレ補正機構や同社のフラグシップ機「OM-D E-M1 Mark II」と同じ画像処理エンジン「TruePic VIII」を搭載。特に手ブレの影響が出やすい夜景や薄暗い室内、あるいは望遠レンズ使用時でも最大でシャッター速度約4段分(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ使用時)の手ブレ補正効果により、「安心して撮影できる」(同社)。4K動画撮影時にも威力を発揮する。
カメラアシストモードは「AUTO」「SCN」(シーン)、「AP」(アドバンストフォト)、「ART」(アートフィルター)の4つ。新たに加わったAPは、ライブコンポジットや多重露出といった一眼カメラならではの撮影手法を簡単操作で楽しめるというもの。またARTモードにはフィルム現像で行われていた“銀残し”と呼ばれる技法を再現した「ブリーチバイパス」が加わった。金属に銀が光るようなツヤ感を出せる「タイプI」と、古いフィルムのようなしっとりとした雰囲気になる「タイプII」の2種類から選択できる。
バッテリーには「BLS-50」を使用し、約330枚の撮影が可能だ。ボディのサイズは、121.5(幅)×83.6(高さ)×49.5(奥行き)mm、重量は約410g(いずれもCIPA準拠)。
なお、同時発売のアクセサリーとして専用の本革ボディジャケット(税別6000円)や本革ショルダーストラップ(4800円)、本革レンズジャケット(4600円)などを用意。一体感のあるコーディネートが楽しめるという。
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