三菱UFJ信託銀行は5月7日、詐欺対策として80歳以上の利用者の一部に対し、ATMでのキャッシュカードによる引き出し限度額を引き下げると発表した。
対象となるのは、2018年3月31日時点で80歳以上かつ、過去1年間でATMでのキャッシュカードの取引がない顧客。7月30日から制限する。
対象者には制限が自動で適用となるため、利用限度額の引き下げを希望しない場合は三菱UFJ信託銀行への申し出が必要としている。
高齢者からキャッシュカードをだまし取り、ATMで現金を引き出す事件が多発していることから、「今回の制限は警察からの要請などを踏まえて行うもの」と三菱UFJ信託銀行は説明している。
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