「10代後半〜20代の6人に1人が、テレビを持っていないか、1カ月以内にテレビを見ていない」――サイバーエージェントが5月16日、こんな調査結果を発表した。これらの世代では、あまりテレビを視聴する習慣のない人の割合が増えていたという。
全国15〜69歳の男女2万人を対象に、インターネット調査を2018年2月に実施した。
15年10月の調査と比べると、全世代で「テレビの平均視聴時間が平日1時間以下、かつ休日2時間以下」の割合が微増。特に10代は48%と過半数を占める。
その中でも、「テレビを持っていないか、1カ月以内にテレビを見ていない」人の割合は、10代後半で14.5%、20代では15.0%だった。一方で、60代は「平日3時間以上、かつ休日3時間以上」テレビを見る人の割合が29.4%、「平日5時間以上、かつ休日5時間以上」というテレビ愛好者も16.3%と全世代で最多だった。
同社は15年の調査を踏まえ、「テレビをあまり見ない傾向にある人はそれを維持したまま上の世代に移行する」「加齢と共にテレビを見るわけではないという仮説が考えられる」としている。
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