セガトイズが、121種のアプリを搭載する女児向けタブレットトイ「Magical Me Pad」(マジカル・ミー・パッド)を「東京おもちゃショー2018」(6月7〜10日、東京ビッグサイト)に出展している。顔認識用のカメラは静止画と動画に対応。“YouTuberっぽい”動画を撮ることも可能で、同社ブースには子ども用の撮影スタジオを用意し、機能をアピールしている。価格は1万5000円(税別)で、8月に発売予定。
マジカル・ミー・パッドは、ディズニーやピクサーのキャラクターと一緒に写真を撮ったり勉強したりできるタブレットトイ。学研プラスと協力した学習用ドリル(全1100問)や、和英辞典(7100単語以上)を内蔵。子どもの理解度に合わせて出題内容が変化するAI(人工知能)学習システムを採用した。
タッチペン操作による文字認識以外に、音声操作で各機能を起動できる。翻訳機能も搭載し、「こんにちは」と話しかけると、ミッキーが「Hello!」と答えてくれたりする。また、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化することを受け、プログラミング遊びができるアプリを用意。別売りでキーボードも用意する予定だ。
学習だけでなく、遊びもカバー。顔認識カメラ「プリショ」では、自分の顔にディズニーキャラクターを重ねた写真や動画を撮影可能。通信機能は非搭載だが、「microSDに保存したデータを友達と交換することでコミュニケーションできる」(セガトイズ担当者)という。
「今の女の子はYouTuberに憧れる子が多い。一方で、親御さんは勉強をしてほしいという思いがある。両者の希望を詰め込んだ」(同)
対象年齢は6歳以上。単三形乾電池4本で動作する。
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