米Googleは6月14日(現地時間)、広告の透明性強化の一環として、広告体験を一元管理できる新たな「広告設定」ページや「Why this Ad?(日本では「この広告について」)」の表示範囲の拡大などを発表した。
これまで「広告設定」は「My Account(日本では「アカウント情報」)」の1項目だったが、これが独立し、より細かく設定できるようになった。
このページで、自分向けターゲティングの要素(年齢や位置情報、関心事など)がリスト表示される。各要素をクリックするとなぜその要素が採用されたかの理由が表示され、手動でオフにできる。
また、2011年にまずGmailで提供を開始した「この広告について」の説明を、YouTube、Google Play、Googleマップなどでも表示するようにした。これは、広告の(i)をクリックするとなぜその広告が表示されたかの説明が表示されるというもの。
なお、広告のカスタマイズは広告設定で完全に無効にすることも可能だ。無効にすると、表示される広告の量は変わらないが、ターゲティングされたものではなくなる。
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