米ベンチャーキャピタル大手のAndreessen Horowitz(a16z)は6月25日(現地時間)、初の暗号化関連企業支援ファンド「a16z Crypto」の立ち上げを発表した。規模は3億ドル(約330億円)。
仮想通貨やブロックチェーンなどの技術に関連する新興企業を支援していく。仮想通貨は価値の上下が激しいが、ジェネラルパートナーのクリス・ディクソン氏は発表文で、長期的な視野で“忍耐強いアプローチ”で取り組むとしてる。暗号化の“冬の時代”が来ても投資を続けるという。
このファンド立ち上げに合わせ、元米連邦政府司法省(DoJ)検察官のキャスリン・ハーン氏をジェネラルパートナーに迎えたことも発表した。同氏はDoJでは主に詐欺やサイバー犯罪を担当し、連邦政府初の暗号化通貨のためのタスクフォースを立ち上げ、Mt.Gox事件やSilk Roadの犯罪捜査を指揮した。
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