続いてバリアングル式編。
縦位置でのポートレート撮影が多い知人のカメラマンは、この一点でバリアングルがいい、という。
モニターを裏に向けてパタンと畳んでおけばファインダーを使って撮影するとき鼻の脂がつかないとか、携帯時にモニターを傷つけない。
モニターを横に180度開けば自撮りもなんとかできる。
バリアングル式で横位置撮影をするときは、いったんモニターを横に開いてから角度を調節するという2アクションが必要になる。
これ、個人的にいつもひっかかってるのだがモニターを横に開くとちょうど左側のストラップと干渉して邪魔なのである。ストラップがひっかかってきれいに開けないことも。
しょうがないので普段はストラップを首から外して撮影してる。
モニターを開いて横位置ローアングルで撮り、そのままパタンと閉じるとモニターは裏向きとなる。撮った写真を再生しようと思うと、モニターを再度ひっくり返さないといけない。
これ、例えば「タッチパッドAF」(ファインダーを覗いた状態で画面をタッチパッドとして使いフォーカスポイントを動かせるという便利な機能)しようとして、指先にざらっとした感触がきたときの残念さはつらい。
というわけである。どっちもメリットとデメリットがあるわけで、どちらをとるかはその人次第だ。
個人的にはバリアングル式のデメリット1〜3がアウトなので(どれも使っててストレスがたまる)、圧倒的にチルト派です。
もう断言します。わたしはチルト式の方が使いやすい。
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