VRスタートアップのMyDearest(東京都千代田区)は7月10日、VRミステリーアドベンチャーゲーム「東京クロノス」のクラウドファンディングを開始した。翌11日時点で目標額250万円を達成。2019年2月に「SteamVR」などで配信する予定だ。
東京クロノスは、VRヘッドマウントディスプレイを装着して遊ぶ、ミステリーアドベンチャーゲーム。バーチャル空間に再現された渋谷の街が舞台だ。360度に広がるVR空間の中でキャラクターたちが表情豊かに動く。会話はフルボイス。
スタッフには、ライトノベル「ソードアート・オンライン」「とある魔術の禁書目録」などの編集やアニメプロデュースを担当した三木一馬さん、3DCGアニメ映画「楽園追放-Expelled From Paradise-」でモーション監督を務めた柏倉晴樹さんらが参加。MyDearestによると、「日本発で世界的にヒットするVR作品をつくりたい」という強い思いから開発が始まった。
Oculus Rift、Oculus Goの他、PCVRのプラットフォーム「SteamVR」に対応するHTC Viveなどのヘッドマウントディスプレイに対応。19年5月にはPlayStation VR向けにも配信する予定だ。
クラウドファンディングで募った資金は、作品を完成させるための開発費や、国内でのプロモーション費用に充てる。支援者の意見はゲームに反映することもあるという。支援額は3000円から。
MyDearestは「画面の向こう側へ行くビジュアルノベルにする」としている。一般販売時の価格は未定。
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