米調査会社Strategy Analyticsは8月13日(現地時間)、4〜6月期の世界でのスマートスピーカーのメーカー別出荷に関する調査結果を発表した。同四半期の総出荷台数は前年同期比203%増(約3倍)の1170万台だった。
メーカー別ランキングの上位4社は前期と変わらず、米Amazon.com、米Google、中国Alibaba、米Appleの順だった。
Amazonは前年同期、75.8%という圧倒的なシェアだったが、Googleが420%という成長率でAmazonのシェアを奪い、Amazonのシェアは41.0%、Googleのシェアは27.6%になった。Appleは前期より0.1ポイントシェアを下げた。
前期はランキングに入っていなかった中国JD.comが5位にランクインした。出荷台数はまだ30万台だが、成長率は541%とGoogleより高い。
同社は2016年から「DingDong」ブランドのスマートスピーカーを中国本土で展開している。今年に入ってAmazonの「Echo Show」のようなディスプレイ付きスマートスピーカー「DingDong Play」を1700元(約2万7000円)で発売した。
中国ではAmazonもGoogleも自社のスマートスピーカーを販売していない。Googleは6月、JD.comに5億ドル以上出資すると発表している。
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