米Appleが9月21日に発売した「iPhone XS」と「iPhone XS Max」を、米iFixitがさっそく分解し、分解レポートを公開した。
外観は「iPhone X」とあまり変わらない「iPhone XS」だが、内部には大きな違いがあったとiFixit。それはバッテリーの形状だ。新しいL字型のバッテリーを採用している。XS MaxのバッテリーはL字型ではなく、Xと同様の2バッテリー式だ。
バッテリー容量は既報と同等の、XSは2659mAh、XS Maxは3179mAhだった。
Appleは発表イベントで、XSのバッテリー持続時間はXより30分長いと説明した。容量がXの2716mAhより低いにもかかわらず持続時間が延びたのは、この新しいバッテリーの開発によるものだとして、iFixitは別ブログで詳解している。
メモリ容量も既報通り、2モデルとも4GBだった。モデムは米Qualcommが予告した通り、Qualcomm製ではなく、米Intel製だった。
恒例の“修理しやすさ”の評価はiPhone Xと同じ10点満点の6点。ディスプレイが割れた場合、Face ID関連のハードウェアを損なわずにディスプレイを交換できることはプラスだが、背面ガラスが割れた場合は筐体全体を交換する必要があることがマイナス要因としている。
写真が豊富な分解レポートはiFixitのWebサイトで読める。
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