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VR空間で触感を再現「EXOS」に新モデル 軽量化で長時間使いやすく

» 2018年10月02日 13時36分 公開
[ITmedia]

 義手などを製作するベンチャーのexiii(東京都中央区)は10月2日、VR空間で触れた物体の触感を再現する手首装着型のデバイス「EXOS Wrist DK2」の提供を始めた。従来モデル「DK1」と比べ、重量を約3分の1の350グラムに軽量化した。販売価格は60万円(以下、税別)。月額5万円で借りることも可能だ。

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 市販のVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と合わせて装着し、手首の掌背屈(前後方向)と橈尺屈(左右方向)の2方向に力を加えることで、さまざまな触覚を再現する。デバイスを軽量化し、長時間使えるようにした他、装着性も改善したという。連続駆動時間は2.5時間。

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 手首に装着するため、手のひらに「Vive Controller」「Oculus Touch」などのコントローラーを握れる。付属のUnity用SDKのアップデートも行い、硬さや重さ、質感など、より豊かな触覚再現にも対応したとしている。

 前モデルのDK1は、製造上の理由から販売先を限定していたが、新モデルは誰でも購入・レンタルできる。

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