住宅部品などを手掛けるナスタ(東京都港区)は11月14日、オフィスに設置した宅配ボックスで、従業員が私用の荷物を受け取れる仕組みの運用実験を始めたと発表した。サイバーエージェント、クックパッド、大和リビングマネジメントとの共同実験。再配達の削減や、荷物受け取り時のストレスを軽減する狙い。
同社によると、実験に使う宅配ボックスの数は6台を想定。タブレット端末と合わせて各社のエントランスなどに設置する。配送業者はタブレットから受取人となる社員を選び、荷物を入れた宅配ボックスの番号と解錠のための暗証番号を入力する。受取人にはSMSやビジネスチャット経由で通知が届き、好きな時間に荷物を受け取れる。
実験は2019年1月末まで実施。利用頻度や課題を検証しながら、19年春の事業化を目指す。
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