米Facebook傘下のInstagramは11月19日(現地時間)、サードパーティのアプリやツールを使って生成したフェイク(虚偽)な「いいね!」やコメント、フォローを削除すると発表した。そうしたアプリやツールを使っているアカウントをAI(人工知能)ツールで検出し、不正アクティビティを削除した上でアカウントに警告していく。
フォロワーが増えれば広告効果も上がるため、こうしたツールを使っている企業アカウントも多い。Instagramは、こうしたツールを使ってフォロワーを増やすことはコミュニティガイドラインと利用規約に反するとしている。
こうしたツールは有料のものも多く、利用するにはInstagramのユーザー名とパスワードを提供する必要がある。
ツールを利用しているアカウントには、以下のような警告が届き、パスワードを変更するよう促される。
「Instagramではコミュニティを守るために、早期からフェイクアカウントを検出・削除してきた。今回のアップデートはその一環だ。向こう数週間中にさらなる不正なアクティビティ対策を発表する」という。
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