奈良大学は12月4日、顔写真をアップロードすると、その人の感情に合った仏像をマッチングするWebサイト「Buddha Matching(仏顔診断)」を公開した。Microsoftの感情推定技術を活用し、写真から読み取った感情を数値化。近い感情を持つ仏像を提案するという。
感情の分析には、画像から人物の表情を検出するMicrosoftの感情推定技術「EmotionAPI」を活用。アップされた画像から読み取った感情を、「怒り」「軽蔑」「嫌悪感」「恐怖」「喜び」「中立」「悲しみ」「驚き」の8つで数値化し、あらかじめ分析した17種類の仏像とマッチングする仕組み。仏像の感情は、216体の仏像の分析結果をもとに、仏像の種類ごとに平均値を算出した。
仏顔診断は、スマートフォンやPCから利用できる。奈良大学は「御利益ではなく、テクノロジーを使って仏像とご縁を結ぶ新しい提案」と説明している。
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